院長ブログ
群発頭痛症例 NO64 遺伝性の群発頭痛、慢性片頭痛との合併
- 2020.03.16
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こんにちは。副院長の鈴木です。
群発頭痛に遺伝はあるのか、という質問をたまに受けます。
当院としては『遺伝する群発頭痛もある』と考えております。
かなり曖昧な答えになりますが、当院の群発頭痛でも親が群発頭痛だったという方は1%もいません。
しかし、ごく少数ながらも親兄弟で群発頭痛になっている方がいます。
群発頭痛は「非常にわかりやすい特徴」を持ちながらも「人によって違う部分」を持ち合わせる頭痛なので、
その違う部分に『遺伝性』があるのだと思います。
今回の症例では『遺伝性』以外にもかなり「特徴」をもった群発頭痛でした。
男性 H.U様 30代 埼玉県
【症状・経歴】
・2,3年前から群発頭痛。半年に1回群発期が来るが期間が1週間と短い。
・父親が群発頭痛でもっと長く続くのを見てきたので、自分は群発頭痛ではないと思っていた。しかし、あまりにも痛いので父親に聞いたところ群発頭痛ではと言われ病院へ。群発頭痛と診断を受ける。
・日によって左右痛い側面が変わる。
・20代から慢性片頭痛で、30代から症状が悪化しデパケンをずっと服用している。
・去年の群発頭痛はお盆と正月の2回。今回は半年開けずに始まったのでおかしいと思い来院。
【経過】
治療初回。群発期3日目。
慢性の片頭痛予防にデパケンを使っているが群発には通用せず、痛いときはイミグランを使っている。
治療2回目。群発期7日目。
群発頭痛的な発作はなくなり、片頭痛がダラダラ続くだけ。デパケンの使用をやめた。
治療3回目。群発期15日目。
片頭痛もたまに出るくらいで体調は良し。群発頭痛は3日目でほぼ終息していた模様。
【考察】
この方の場合変わった特徴として、『周期が短く(2か月~半年)、期間も短い(1週間程度)』『遺伝性』『痛みが左右性』とありました。このうちどれか1個であれば珍しくもないですが、3個もあるのはとても珍しいです。
それほど群発頭痛というのは症状に共通性のある頭痛なのです。
これぐらいの特殊な例でも治療は効果がありますので、お悩みの方はぜひご連絡ください。
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