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初期症状が群発頭痛と酷似する顔面部の帯状疱疹

• 2018.04.10

群発頭痛と顔面部の帯状疱疹の初期症状は非常に似ているので、注意しなければいけません。

群発頭痛、帯状疱疹ともにMRIやCTスキャンで異常はみられず、目の奥の激痛を起こすため病院で群発頭痛と診断されてしまうことがしばしばあります。帯状疱疹の場合、数日経つと発疹が出ますのでそれで気が付く場合が多いですが、たまに発疹が出るまでの時間が長い方もいらっしゃいます。

群発頭痛と帯状疱疹を見分けるための１番の特徴は、痛みの出方です。群発頭痛の場合、発作的に痛みが起こるのが特徴ですが、帯状疱疹は２４時間ずっと激痛が続きます。この部分は明らかに違いますので見分けるための大きなヒントになります。また帯状疱疹の場合、頭部の表面がピリピリしたり、頭皮に触れると痛いことも特徴ですので大きな判断材料です。

帯状疱疹は診断が遅れると、後遺症が残りやすく、失明する可能性もあります。ですから早めの発見がとても重要になります。

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