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腰痛症例NO２　中腰作業を続けた結果、腰痛が治らなくなってしまった。

• 2018.04.07

３０代　女性　エステティシャン

・３カ月程前から腰が痛くなり始め、マッサージやリラクゼーションに行ったが良くならなかった。中腰の姿勢で作業するため、どうしても負担がかかってしまい、痛みが日に日に増していき、最終的には仕事を辞めてしまった。来院時は常に腰が痛く、柔らかいソファに座ったり前屈すると特に痛みが強かった。痺れはなし。

［経過］

・長い間痛みが続いていたので、背中から腰、臀部まで緊張が非常に強い。痛みが出ている部位は仙骨辺り。骨盤矯正をまず行い、周辺の筋肉も軽く緩める。前屈痛があまり改善しなかったので、少し灸をすえる。

・２回目の施術。筋緊張は緩和しているが、痛み自体は変わっていない。同じように骨盤矯正施術。灸の数を増やす。

・１週間後に３回目の施術。３日程楽だったが戻ってしまう。筋緊張はかなり緩和しているので、狙っている筋肉を変える。腰方形筋という腰の側面にある筋肉をチェックするとかなりかたく、本人もそこそこという感じ。

・１週間後に４回目の施術。戻りなし。調子よく過ごせている。また仕事を探したいと意気込んでいました。仕事の特性上の注意点やセルフメンテナンスをお伝えし終了。

軽い腰痛の場合、骨盤矯正だけで痛みが取れてしまうことがほとんどですが、今回のようにポイントをしっかり施術しないと痛みが取り切れないケースもあります。ただ痛みを出している部分だけが悪いのではなく、体の使い方の癖によりいろいろなところに負担がかかり痛み度して発生しているケースがほとんどです。ですから骨盤矯正を並行して行うことにより、痛みが早く取れることはもちろん、痛みが出にくい体にするという事が非常に重要です。

埼玉県さいたま市南浦和　悠鍼灸院・整骨院・整体院　院長　山田将太

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